ひきこもり新聞は、ひきこもり当事者による、当事者のためのメディアです。あらゆるひきこもり当事者・関係者にとっての情報発信の場となり、全てのひきこもり系が安心していられる世界を作ることを目指しています。
『ひきこもり新聞』は、ひきこもり当事者が自ら声を上げ、世の中に自らの思いを伝えるメディアが存在していない、という問題意識を出発点としています。直接的なきっかけとなったのは、2016年3月に、暴力的なひきこもり支援を特集したテレビ番組が放映されたことです。
この番組では、当事者のいる部屋のドアを蹴破り、怒鳴りつけるなどして、半ば強制的に当事者を外に連れ出す様子が映し出されていました。このようなひきこもり支援の方法は、当事者の気持ちを全く顧みておらず、問題を複雑化するだけであり、私たちひきこもり当事者・経験者にとっては非常に受け入れがたいものでした。
また同番組では、それぞれの当事者の置かれた状況や抱えている問題にほとんど触れず、当事者を無気力で努力が不足している”悪者”であるかのように描かれていました。
カメラの向こうで呆然と立ち尽くし、罵倒されるままだった当事者は、何を想っていたのでしょうか。番組内で、彼ら自身の気持ちが語られることはありませんでした。私たちは、ひきこもり当事者・経験者として、ひきこもり自身が声を上げられるメディアをいち早く作り出す必要性を強く感じました。
今も親や社会からの圧力に苦しんでいる人の声。そして暴力的な支援団体によって気持ちを蹂躙された人の声。今まで社会に届くことのなかったひきこもり自身の声を伝えるために、私たちはひきこもり新聞を創刊いたしました。
さらに詳しく→『100万人が追い詰められないために』なぜ、ひきこもり新聞を創刊するのか 木村ナオヒロ
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代表
木村 ナオヒロ
「ひきこもり新聞」編集長
一般社団法人 全国ひきこもり当事者連合会 代表理事