8月4日14時に開催されるひきこもりフューチャーセッション: 庵 -IORI-(会場は目黒区緑が丘文化会館)で、ひきこもりの人権宣言を作ろうという企画が始まります。暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会の共同代表で、ひきこもり人権宣言を作ろうとしている上田マコトさんに話を伺いました。
Q.自己紹介をお願いします。
上田マコトです。ひきこもり経験者です。
ひきこもったきっかけは、大学のとき、友達はいたんですけど、異性を傷つけてしまったことがあって、友達がいなくなって、人間不信が生じてしまったからです。
大学を卒業しても、人間不信があったので、バイトも続けられないし、就職も無理だなと思って、ひきこもりになり、結局3年くらい続きました。
Q脱出したきっかけは?
脱出のきっかけは、自助グループです。
ひきこもっていたときは、図書館に通って、どうしたら人と仲良くなれるかみたいな本を読んでたんですけど(笑)、それで、アメリカのカウンセラーの本を読んで、自助グループの存在を知り、それで初めて家族以外の人と親しくなるようになりました。
Q今の仕事は?
今は福祉関係の仕事をしています。知的障害のある方と一緒にパンを焼いたり売ったりしています。
Q人権宣言を作ろうと思ったきっかけは?
もともと不登校新聞が、不登校の子供の人権宣言を特集していたので、そこからヒントを得ました。暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会を思いついたのと同じころです。
Q暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会とは?
この会は、ひきこもりの人権宣言とひきこもりの報道ガイドラインを作ろうと思って、関心のある仲間と一緒に始めました。
Q.ひきこもり人権宣言はどうやって作っていくつもりですか?
庵というひきこもりの居場所でみんなと話し合って決めていければと思ってます。
Q.いつごろできますか?
それはまだ決めてないんですけど、関心のあるいろんな人に参加してもらって、当事者の意見をまとめて発表できればいいと思うので、急いでは無いです。
Q.最後に伝えたいことは?
暴力的支援問題は、一向に解決の兆しが無いので、問題解決をして行かないといけない。なので、こういう活動をしたいという人がいたら参加してもらって、声を上げる人を増やしていくことが大切かなと思ってます。
暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会
ツイッター:@bouhikihan
Facebook:https://www.facebook.com/bouhikimon/
上田真人 / 12ステップを多くの人と共有したいマン
ツイッター:@wigdgibh
【イベント告知】
ゲストに阿部達明さんを迎えて精神保健福祉士・相談員バーやります。
日時:8/23(金)開店18時 講演19時
会場:地下室こもり(東京都北区上十条3-24-2 ボンメゾンⅡ B101)
チャージ:1,000円(参加費含む)
講演テーマ:ひきこもりとアドラー心理学
集まれメンタルヘルス支援者!支援者にとってスキル向上や憩いの場となるような集いです。
↓こちらのフォームから参加申込み下さい
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfNSegkwr5ygDAcXSRX1_Zh0dVWc5RKWz_8rbidzIhD29okHg/viewform?usp=pp_url